受講生募集中

開催期間:2025年
7月3日(木)〜10月2日(木)
隔週木曜日19:00より
全8回 オンライン開催
受講料:
税込55,000円(単発受講 税込8,800円)
申込期間:5月中旬〜6月27日(金)
✅ 全講座オンライン開催。アーカイブ配信あり(期間限定)
✅ 生物・行政・経済・教育・一次産業などそれぞれの分野に精通する講師陣
✅ 開催するイベントや補助金の情報などが得られるコミュニティへの参加権
✅ 受講終了後「修了証」を取得
✅ 実践的な学びが得られるフィールドワークへの参加権(希望者のみ・別途参加費)
✅ 水産業の現場で活躍する二団体が運営

講座紹介

1限目|7月3日(木) 19:00-21:00

自然の見える化で進める地域のネイチャーポジティブ

講師
東北大学生命科学研究科教授・ネイチャーポジティブ発展社会実現拠点 プロジェクトリーダー 近藤倫生氏
東北大学大学院生命科学研究科 教授。2001年京都大学大学院理学研究科博士課程修了。龍谷大学講師・准教授・教授を経て、2018年より現職、2024年よりWPI-変動海洋エコシステム高等研究所 ユニットリーダーを兼務。日本生態学会宮地賞(2004年)、Akira Okubo Prize(2011, 日本数理生物学会・Society for Mathematical Biology)、文部科学大臣表彰若手科学者賞(2013)等受賞。生態系大規模データの解析を通じて、生態学的現象の本質に迫るべく「自然のバランス」の理論化を目指した研究に取り組む。COI-NEXTネイチャーポジティブ発展社会実現拠点代表、環境DNA観測網ANEMONE代表。
2限目|7月10日(木) 19:00-21:00

生物多様性を理解する

講師
東北大学大学院農学研究科教授・附属複合生態フィールド教育研究センター 陶山 佳久 氏
東北大学大学院農学研究科教授。専門は森林分子生態学。DNA分析技術を使った植物の繁殖生態・進化に関する研究のほか、絶滅危惧植物の保全遺伝学、植物古代DNAの分析、生物多様性保全やその応用技術に関する研究など、国内外で多彩な研究を行っている。生物多様性評価にも応用することができる新たなDNA分析手法(MIG-seq法)の開発者。
3限目|7月24日(木) 19:00-21:00

水産業のネイチャーポジティブ事例

長谷川 琢也
講師
LINEヤフー株式会社・一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン Co-Founder SeaSO 長谷川 琢也 氏
1977年3月11日生まれ。自分の誕生日に東日本大震災が起こり、思うところあってヤフー石巻復興ベースをつくり、宮城県石巻市に移り住む。石巻で出会った漁師や魚屋と、漁業を「カッコよくて、稼げて、革新的」な新3K産業に変えるための漁業集団フィッシャーマン・ジャパンを立ち上げる。現在は持続可能な地域や社会をつくるため、「地域カーボンニュートラル促進プロジェクト」や、SDGsに特化したWebメディア「サストモ」統括編集長を担当。
4限目|8月7日(木) 19:00-21:00

椀子ヴィンヤードが育むネイチャーポジティブ / ヴィンヤードにより維持される生物多様性

講師
東北大学大学院生命科学研究科 ネイチャーポジティブ発展社会実現拠点・元キリンホールディングス 藤原 啓一郎 氏
工学部電気工学科卒を卒業後、1983年から大手機械メーカーで生産設備開発を担当。1990年にキリンビールに移り、生産システム、エンジニアリング子会社、物流部門企画担当を経て、2006年に環境部門に移り、約20年間、CDP・TCFD・TNFD等のESG情報開示、スリランカ紅茶農園RA認証取得支援、紙容器のFSC化などの自然資本対応、各省庁検討委員等を担当。2024年退任後、LA-Lab代表、国立環境研究所客員研究員、東北大学COI-NEXT ネイチャーポジティブ発展社会実現拠点客員教授。
講師
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 中間営農研究領域生産環境・育種グループ 楠本 良延 氏
横浜国立大学大学院を修了(学術博士)。専門は景観生態学。2002年に農業環境技術研究所(現農研機構)に採用。農業活動により維持される生物多様性に関わる研究に従事。複数地域の世界農業遺産登録に貢献。2023年より農研機構西日本農業研究センターで、地域資源や生物多様性を活用した農業研究に取り組んでいる。主席研究員。各省庁で生物多様性、世界農業遺産、外来生物等の委員を多数歴任。農業生産活動と生物多様性の両立の在り方を解明することがライフワーク。
5限目|8月21日(木) 19:00-21:00

ネイチャーポジティプに向けたグルーバルな動向と企業を取り巻く環境について

講師
MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス株式会社 サステナビリティ推進部 部長 沖 宏治 氏
MS&ADグループにおいて、過去米国・英国通算9年の海外駐在を含む企業営業を25年以上経験。2020年から現サステナビリティ推進部に所属して海外拠点を含むグループ全社のサステナビリティに関わる戦略策定・企画・推進を担当。2022年2月から2023年6月まで国内の開示基準を策定するサステナビリティ基準委員会(SSBJ)の委員として基準策手に関与。2023年4月からNP拠点に参画し、現在ターゲット2「ネイチャーポジティブに向けてお金が流れる仕組みを作る」のリーダーとして運営を推進。
6限目|9月4日(木) 19:00-21:00

ネイチャーポジティブは「地方」とはじめる 〜都市と地域の共鳴で生まれる、自然・暮らし・経済の新しい関係〜

講師
HanaMarcheConnect代表 小田切 裕倫 氏
東京都出身、2014年に佐賀県唐津市に移住し2拠点生活。唐津市と連携しながら、環境・暮らし・ビジネスのつながりをテーマに、自然資本について「共に問い、共に考え、行動する」空気感と仕組みづくりを推進。同時に、自然と共生した新しい経済や社会のあり方を体現する「創造的な中間役」をどう増やしていくかも模索中。春夏は家の裏の畑にいることが多い。ビールと音楽とサッカーがすき、イベント後は自宅に人が集まりがち。
講師
唐津市市民環境部環境課カーボンニュートラル推進係 係長 中江譲ニ 氏
大学卒業後、東京の企業にて設計・営業に従事。その後、佐賀県唐津市役所にUターン転職。市役所では農政課や環境対策課で担い手育成や補助事業などを従事したのちに経済産業省博覧会推進室へ出向し、上海万博、麗水万博の日本館運営業務の業務を担当する。その後、地域振興、児童福祉、広報、防災などに従事し、令和6年度より環境課に再配属され、これまでの経験をいかした唐津市版地域循環共生圏づくりを目指して、カーボンニュートラルやネイチャーポジティブの取組みを進めている。
講師
唐津市市民環境部環境課カーボンニュートラル推進係 副主査 楢﨑徹 氏
大学卒業後企業にて人事・法人営業に従事後、埼玉県川口市役所に転職。川口市役所では中核市移行に伴う市保健所の準備・開設に携わる。新型コロナウイルス感染症の流行を機に佐賀県唐津市役所へ転職する。唐津市役所では環境課に配属され、地域の環境・社会・経済が一体となった持続可能なまちづくりを目指す「唐津市版地域循環共生圏の実現」を目指して脱炭素分野やネイチャーポジティブ分野の業務に従事している。
7限目|9月18日(木) 19:00-21:00

消費行動は変えられるのか?

講師
いであ株式会社 国土環境研究所 環境技術部門 地域共創推進部・東北支店 自然環境保全部 上席研究員 幸福 智 氏
2006年3月東北大学大学院工学研究科博士課程前期2年の課程修了。同年4月、国土環境株式会社(現いであ株式会社)入社。2024年10月より東北大学大学院工学研究科博士課程後期の課程在学。主に、国や地方公共団体向け生物多様性・自然資本に関する政策提案・施策立案業務に従事。代表的な業務経歴として、生物多様性及び生態系サービスの総合評価(JBO2、JBO3)や地域循環共生圏構築検討業務、現生物多様性国家戦略の指標立案、生物多様性地域戦略策定の手引き(令和5年度改定版)起案等に従事した。近年は、AIを用いた因果探索理論を用いた研究活動に注力。
8限目|10月2日(木) 19:00-21:00

教育のネイチャーポジティブ / 地域の子ども達とネイチャーポジティブ人材

講師
南三陸町自然環境活用センター(南三陸ネイチャーセンター)研究員 阿部 拓三氏
南三陸町自然環境活用センター(南三陸ネイチャーセンター)研究員。マグロ漁師、海藻 おしばインストラクター、航海士、大学教員、復興支援専門員(復興庁)など、幅広い立 場と視点から海洋と生物をテーマとした研究・教育に従事。東日本大震災後は、南三陸町 自然環境活用センターの復旧と志津川湾のラムサール条約登録に深く関わり、地域密着型 の研究と教育を推進。南三陸の海の自然史研究と普及に関わりながら、東北の海と向き 合い、その魅力を伝える活動に取り組んでいる。

お申し込みから受講までの流れ

STEP 1:WEBフォームからお申し込み
専用の申込ページにアクセスし、必要事項をご記入ください。
※請求書や領収書が必要な方は、フォーム内にその旨をご記載ください。
STEP 2:事務局よりご案内メールを送付
ご記入いただいたメールアドレス宛に、お支払い方法(クレジットカード/銀行振込)や金額の詳細を記載したメールをお送りします。
STEP 3:お支払い完了で申し込み完了!
お支払いの確認がとれ次第、正式なお申込み完了となります。
オンライン受講に必要なZoomリンク等のご案内は、開講日までにメールにてお送りします。
※受講にあたってのご案内
お支払い方法は、クレジットカード決済または銀行振込がご利用いただけます。
請求書や領収証の発行元、銀行振込の口座名は「株式会社フィッシャーマン・ジャパン・マーケティング」となります。
講座はオンラインでの開催となります。通信環境をご準備のうえご参加ください。
各回のアーカイブ配信は、講座開催日から1週間限定で視聴可能です。
主催
ネイチャーポジティブアカデミー 運営委員会
運営
一般社団法人 サスティナビリティセンター
一般社団法人サスティナビリティセンターは、南三陸を拠点に持続可能な「いのちめぐるまち」の実現に向け、地域資源の調査研究・人材育成に取り組んでいます。また「南三陸いのちめぐるまち学会」事務局として、研究者と企業・住民が同じ目線に立って情報交換をする機会を提供しています。
フィッシャーマン・ジャパングループ
漁業のイメージをカッコよくて、稼げて、革新的な「新3K」に変え、次世代へと続く未来の水産業の形を提案していく若手漁師集団。新しい働き方の提案や業種を超えた関わりによって水産業に変革を起こすことを目指す。
プライバシーポリシー
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©2025 ネイチャーポジティブアカデミー 運営委員会
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