東北大学大学院生命科学研究科 教授。2001年京都大学大学院理学研究科博士課程修了。龍谷大学講師・准教授・教授を経て、2018年より現職、2024年よりWPI-変動海洋エコシステム高等研究所 ユニットリーダーを兼務。日本生態学会宮地賞(2004年)、Akira Okubo Prize(2011, 日本数理生物学会・Society for Mathematical Biology)、文部科学大臣表彰若手科学者賞(2013)等受賞。生態系大規模データの解析を通じて、生態学的現象の本質に迫るべく「自然のバランス」の理論化を目指した研究に取り組む。COI-NEXTネイチャーポジティブ発展社会実現拠点代表、環境DNA観測網ANEMONE代表。
2限目|6月4日(木) 19:00-21:00
生物多様性を理解する:遺伝的多様性の保全を中心として
講師
東北大学大学院農学研究科教授・附属複合生態フィールド教育研究センター 陶山 佳久 氏
専門は森林分子生態学。最新のDNA分析技術を使った植物の繁殖生態・進化に関する研究のほか、絶滅危惧植物の保全遺伝学、植物古代DNAの分析、生物多様性保全やその応用技術に関する研究など、国内外で多彩な研究を行っている。近年では、東南アジア熱帯林やニューカレドニアなど、生物多様性のホットスポットを保全するためのフィールド調査にも精力的に取り組んでいる他、国内における地域の遺伝子資源を活かした産業振興や、よりよい自然再生・保全を目指す取組にも力を注いでいる。地元のFMラジオ局であるエフエム仙台のforever green projectのオブザーバーでもあり、10年以上のラジオ番組へのレギュラー出演などを通して、豊かな自然環境の重要性について社会への発信を行っている。